「L-innovation Project」③卒業研究発表会が無事終了!そしてこのプロジェクトの背景とは?

2020.02.12 / つながり 

こんにちは!リフォーム工房IINA(いいな)です。
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2019年11月から始まった「L-innovation Project」(リノベーションプロジェクト)-埼玉県伊奈町に根差した建材店の木質化改修計画-
ものつくり大学×?トクのコラボーレションにより、桝徳 伊奈配送センターの事務所が、木をふんだんに使用した温かな雰囲気のオフィスに生まれ変わるという、なんとも素敵なプロジェクトです!!

1話、2話では、本プロジェクトのメンバーや「L」にこ込めた思いなどをご紹介させて頂きました!
今回は、弊社を計画地として卒業設計・卒業制作を進めてくださっている、ものつくり大学 戸田研究室4年生お2人の「卒業研究発表会」について、そしてこのプロジェクトの背景について、ご報告いたします!

1話「一度は訪れたくなる事務所へと生まれ変わります!」はこちら
2話「なぜ「L」なのか?」はこちら

卒業研究発表会は、2020年1月30日に、ものつくり大学にて開催されました。お二人とも、この発表会のために準備や制作にたくさんの時間を費やしたかと思います!お疲れ様でした!

山下くんの発表会


山下くんの設計講評会


山口くんの発表会


設計講評会における 山下くん・山口くんの展示。一番右の屋台は、12月7日の桝徳もちつき大会でも登場!事務所内ではパーテーションの役割もこなしてくれます!

さて、この「L-innovation Project」(リノベーションプロジェクト)を計画にするに至った背景を、山下くんのお言葉をお借りしてお伝えしますね!
「我が国では少子高齢化が進み、建設業や林業でも、各々大工(工務店)や林業家(木材業者)等、後継者の減少がみられ、技術・技能の継承や地域社会の維持が共通問題となっている。
 埼玉県は飯能市や秩父市等の西部が主な森林地域であるが、森林の約半分が伐採時期を迎え放置され、木材も少子高齢化している。
 このような状況に対して、当研究室では県内で木育活動を推進している。また、近年では空き倉庫が増加しており、リノベーションの実例も見られる。県東部の伊奈町にも工業地域があり、将来、空き倉庫の増加が見込まれる。」

なるほど!近年問題視されている空き家や空き倉庫を「木材(Lumber)を学ぶ(Learn)場に改修し、地域住民の暮らし(Lifestyle)の一部」としよう!ということですね!
桝徳の伊奈の倉庫がそうなったら、とってもワクワク!今後の「L-innovation Project」に乞うご期待!

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